去勢手術の実録(2) - 2009.03.26 Thu

無事、手術が終わり、一緒に車に乗った瞬間に、
ムリヤリにキャリーバッグから出て来ようとするシュリ…
術後、まだ、たったの15分くらい


麻酔が切れるまでは約1晩…
まだシュリの体は完全に麻酔でフラフラなハズ

やはりここはシュリの為にも、バッグの中で大人しく
体を休めて貰うべき場面だろう…
シュリ~、とりあえずお家に帰るまでは我慢してな…
でも………

シュリじゃない… シュリじゃない

シュリの顔じゃないし、シュリの目じゃないっ

私のシュリは、こんなシュリじゃないっ

シュリを見るのが辛く、でも、
二人っきりになった事を絶対に分かって出て来たシュリ

シュリは私を分かってる…
私が シュリ(自分にとって)の大事な人 だとゆ~事を
シュリは絶対に理解している……
この時、そんなシュリの気持ちをシッカリと
受け止めて、そして…たくさん、 泣いた…
シュリ、急いでお家 帰ろう…


シュリ… なぁ…シュリィ…

ポカ~ンと開いた シュリのクチ…

家に着いてから 10分ほど…
ただ、こうしてずっと… お互いを
見ていた…

我に返り、手術で疲れたであろうシュリに
まずはこうしてお水を…
臭いを嗅いだだけで、クチにしようとはしなかった…
なんで飲まないの? 疲れたやろ?
しんどかったやろ? もうお家やで!
私とシュリしか居てないんやで!
それでも飲まないシュリに、益々不安になりながらも…

普段通りの彼のしぐさを見つけようと、
色んな視線と目線で彼を追う…
「これはチャンとした私のシュリだ

を、一生懸命、彼から探した…
不安…と…安心…手術の成功…と
麻酔が切れて、普段通りの日常に
なるまでの…これからの時間…
シュリ、とにかく一緒に居るから、早く元に戻って…ね…
