猫の尿路結石 - 2009.03.31 Tue

去勢手術から約8ヶ月目にして、シュリが
尿路結石とゆ~病気になってしまいました…。
最初の症状は、まず、
いきなりソファーの上でオシッコ

(え!去勢したからスプレー行為って無くなるんじゃ…)
1分もしないうちに、またソファーでオシッコ

(え?え?え?え~~~っ)
また、オシッコ


去勢手術の時のあの心配と不安と大パニックの
再来みたいな感じでした

すぐさま、 「猫の病気緊急マニュアル」 とゆう本を
泣いて震えて、バラバラとめくり…
「あ、あった!多分これや


もう、だいぶ私もメンタル的に強くなったとゆ~か、
本で病気の目星も付いたので、またシュリの
掛かりつけの動物病院へ電話

すぐに診察出来るとの事だったので、猛ダッシュで
先生の元へ…


通常のフードのほかに、何かおやつみたいなものを
シュリに食べさせてるかと聞かれ、
その頃はまだおやつも少しはあげていたので、
「毎日、時間はマチマチですが、猫ちゃん専用のニボシを2~3匹ほど…」
すると先生は、
病気じゃない時のニボシは、カルシウムやミネラル、
適度な塩分等が摂取出来て、理想のおやつですが、
もう、結晶が混じっているとなると、ただちにその
ニボシはあげないで下さい!との事でした…。
シュリのフードは、この時は、ペットショップの時に
食べていた、 「ホリスティック・レセピー」
残念ながら、高級で、確かに良いフードだけど、
マグネシウムの量と尿phのコントロールを
適正配分されたフードではないので、
まず、食事も適切なものに替えて下さいとの事でした。

シュリがナゼご飯をカリカリしか食べさせて貰えて
ないかと言いますと、
シュリを買った時に、ペットショップのお姉さんが、
「病気などをして猫ちゃんに食欲がない時、
どうしても食事やお薬を食べて貰わなければ
ならない時の為に、出来るだけドライフードに
慣れさせておいて、もし今後、病気などをした時には
その時だけ、ウェットフードで食欲不振に対応して…」
との事だったのです。
ペットを飼うのは初めてだったので、もう言われるがままに
シュリと接してきたので、とうとう、その病気の時です

先生と相談した上で、名前までは控えてなかったのですが、
外国産の、 「ph値コントロール専用フード」 なるものを
5日分ほど購入して、とりあえずその日は帰りました…

陽子:シュリ



行けども行けども、毎回、シュリのオシッコのph値は
正常値には達しておらず、オシッコを持って行っては
違うフードを買って帰り…

そんな日々がかれこれ4ヶ月続き…

仕舞いにはシュリがこんな訳の分からない行動を
取る様になってしまいました…

シュリはいつも、オシッコとウンチをした後には、トイレの
周りの壁やトイレ本体をガ~リガ~リとやるのですが、
あるフードの時に、初めてこの行動を…
自分の尿廃物と、自分の食べてるご飯のお皿からの
臭いが同じだったから、このお皿の中身を
もしかしたら、尿廃物と同じ様に思ったのでしょうか…


そ~だよね~、シュリの言う通りだよね…

この、何種類も替えたフードは全て処方箋としても
認定されている動物用の病院食みたいなもの

市販では売られてないので、どうしても病院まで
行かないと、買えない

動物病院までは、車で約20分チョット

決して遠くはないのですが、ある特定の場所でしか
買えないご飯だと、後々何かと大変だったり
面倒だったりする事にもなり兼ね無いな~との
判断の元、先生に相談…

こちらの動物病院は、シュリが居たペットショップの本店みたいな所

病院の横にもチャンと同じペット屋があるので、先生がワザワザ
一緒に店内まで来て下さって、猫フード売り場で
袋を手に、一つ一つ、表示や表記の見方まで
教えて下さいました

ロイヤルカナンは、とにかくとにかく美味しくって、
食べない猫ちゃんなんて居ない

ってくらいの激ウマらしいのですが、私の家の近くの
ペットセンターにもチャンと売ってるヤツじゃないと
市販品に替える意味がないので、
結局、 「サイエンスダイエット<プロ>」 の、それも
「長毛種・毛玉コントロール・成猫用」 をチョイス

あれから丸2年ほどたつ2009の今、シュリのオシッコ
の検査は、毎年春のワクチンの時だけです

その度に多少、ph値が高いシュリ

でもそれは病気のうちには入らないくらいの数値にまでは
下がっていたので、もうこの2年間ずっと
シュリのご飯は、「サイエンスダイエット」のままです

そして、もう、サイエンス~の<プロ>すらも買ってなくて
ただのサイエンス・毛玉コントロールになってる始末です

なによりも一番最悪なのは…
この、尿路結石とゆ~病気を境に、シュリ様は
一切の「おやつ」と言う存在自体を永久的に
絶たれてしまったのでありました…

毎朝毎晩、ずっとずっと同じカリカリだけを
美味しそうにハグハグッ・ングッングウェッ と
黙って食べているシュリ…

(あ、アカンッ!また泣きそんなるっ)
世の中にはね、沢山のシュリの知らない、美味しい美味しい
フードやおやつが イイ~~ッパイあるんやて…
でもなぁ、それ食べて、シュリがまた病気になって
また二人で苦しむのは、もうイヤなんよ

だから、また、一緒にガマンしよ…な、シュリ

その分、イッパイ、イイ~ッパイ、遊んだり、お出掛けしたり、
楽しそうなオモチャ買ったり…してあげるから…

2008.7.1 に開設したこの しゅりっち THE GOGO
シュリとの思い出の写真のありったけを使って、
今日(こんにち)まで日記を綴ってみました

2009.4.1(WED) の明日から、チョットだけ
リニューアルするつもりです

(ビックリするくらいのチョットだから誰も気付かなかったりして

春ですね…


また、更に、新学期の季節と共に、
シュリとの新しい人生へのSTARTです

去勢手術後の抜糸に行ったけど… - 2009.03.30 Mon

2006..2.15(水) 去勢手術をした病院へ、
今回は、抜糸の為に再びシュリと…
ただ、気掛かりなのが、この日より数日前、
家の中に不審なゴミが落ちていた

そのゴミとは、細いハリガネが丸くなった形で、
両端をクルクルクル~ッと、巻いて留めてある様な形。
「んんんん~~っ、これって、もしかしてぇ~~

ま、とりあえず、いつも通り元気になってるシュリと病院へ…


陽子:キャハハハハハハ~

めっちゃ警戒心むき出しヅラやないかぁ~~いっ

リラックチュ、リラックチュ~~ッ


猫ちゃんにも、恥ずかしい…って感情や気持ちって
あるんでしょうかね~


ハッキリとは写せませんでしたが、無くなってしまった
シュリのキャンタマ…… (シュリ、ごめんね…


ぬぁ~~~あ、や~っぱりあの時のクルクルしたハリガネのゴミは
シュリの手術の部分の縫い糸的なものだったんだ~

猫ちゃんの中には、こうして自分で取ってしまったりする子も
居るみたいなのですが、ハリガネが取れるとゆ~事は、
自然治癒力により、皮膚が体内からチャンと再生もしてきて、
押し上げられた様なものなので、得には問題ないとの事でした


結局、抜糸とゆ~名目で病院に来たものの、
何もする事はなかったので、体重測定だけ

シュリの去勢手術は、本当に、これにて
全てが無事に終了です

陽子:はぁぁぁ~、シュリ~、ドッと疲れたな~

とりあえずは、体に異常もないみたいだし、
本ッ当、お疲れさ~んっ



男の子か女の子かまではチョット忘れてしまいましたが、
去勢や避妊の手術をしてないとおっしゃってたので、
やっぱり少し大きめの黒猫ちゃんでした

昨日までの 「シュリの去勢手術の実録①~⑤話」を
読んでくれた友人がコメントには勿論の事、
携帯の方にもメールをくれまして、
「な~んか、真面目に読んでて、ラストではチョット泣けちゃった~

普段、ボケてばっかりのヨーコさんとシュリやけど、
こんな事とかもあっての今やったんですね~

良いお話でしたよ、ありがとうございましたー

的なお言葉を頂いたので、
「あああああ、アカン


うちのブログには ボッ…ボケがないとぉ~~~

って事で、ここからは通常通りの、シュリポンタンの
ボケボケ猫マンガを一つ、
去勢手術編でご覧いただけましたら幸いです




5話の去勢手術を作ってる最中も、私自身、号泣しながらの
写真と記事作成でした

(大事な出来事なのに、日付け間違えてるし…動揺しすぎとったなあ)
猫ちゃんを飼ってらっしゃる方で、特に、同じ経験をされてる
方も沢山いらっしゃったと思いますが、
コメントを下さった方々みなさん、同じ様に、
「今の幸せがあるのは、み~んなこうして一つ一つを
乗り越えてるからなんですよね~っ

特別凄い事なんて、なんにもいらない…
ただ、普通に、普段通りに、毎日を大好きな
大好きな猫ちゃんと暮らしていけたら…
それが一番の…「最大の幸せ」…なのでしょうねっ

去勢手術の実録(5) - 2009.03.29 Sun

昨日の記事の最後の、シュリの様子が分かる様に
ケージの中で寝てもらおうと扉を閉めはしたものの、
このよ~な場所と姿で延々1~2時間…

手術後に、オシッコやウンチをしたのが分かりやすい様にと、
トイレ全体をピッカピカに掃除して磨いたのだけど、
もしかしたら、逆にそんな臭いがしないもんだから、
トイレとして認識しないのかな…と、余計な不安材料まで
自分で作ってしまって、更に不安は増すばかり…
昼間に一度、あまりにも心配で動物病院に電話したけど、
「とにかく安静に…、とシュリの思う様にさせてあげて

そうなるとシュリはまたカーテンの裏でヒッソリと
身を潜めるのだろう…
本当はこの時期、ガラス窓は結露で水滴もビッシリだから
「あ~、そんなところに居られたらシュリが濡れる!汚れるー

って思って嫌だったけど、もうシュリの為には私もここで
少しはシッカリしなければ…と、シュリを自由にして、
泣き腫らした目で、眠れないのを必死で眠った…
翌朝……

アルバムには、この写真を撮影したのは、A.M:11:35と記されている。


シュリーーーーー


シュリだ


差し出す私の指に、チャンと反応してカミカミして来た

大人げなく…泣いた

(も~、めっちゃくちゃ泣きましたあああああ)

凜とした姿で、やっと、去勢手術から2晩を経て、
堂々たるシュリの復活の場面だった…

しゅりぃ~、はぁ~、本当にもうシュリやんな

な




そして、この日チャンとオシッコもウンチも、正常に
済ませたシュリは、多少量は少ないものの、ご飯も
食べて、見ている限りでは通常の生活をしてくれていた

ただ、傷口だけはどうしても
「舐めたいけど、ハリガネの処置の為、舐められない

に苦戦していた…
先生のおっしゃる通り、確かにこれだと猫ちゃん達は
絶対に傷口に舐めてばい菌等を付けたりする事も
ないのではないでしょうか

数日の事とは言え、私とシュリが体験した
もっとも大きな出来事でした

初めてペットと暮らす私… 初めて私と暮らすシュリ…
何もかもをお互いが手探りの中での生活で、
きっと言葉を交わさなくても、たとえほんの少しの
量だったとしても、お互いの気持ちが
伝わり合ったら…どんなに幸せだろう…



まるで「ドラゴンボールに出て来る カリン様」 の様なシュリの寝顔

私のシュリだ…


2005.7.18 生まれ チンチラシルバーの男の子
私と暮らし出したのは同年 2005.10.26
そして、今回の去勢手術決行が、翌年の 2006.2.1
出逢ってすぐに辛い事を押し付けてしまって…
本当にごめんね、シュリ…
この時の事は絶対に一生忘れないから…
麻酔でフラフラなのに、私に寄って来たあの時の
シュリは、絶対に忘れないから…

シュリにしてあげた事…
シュリが教えてくれた事…
お互いが求め合った事…
この小さな命とのふれあいの出来事は
少なくとも私にはかけがえのないシュリとの絆を
強く硬く結ぶ 最大級の出来事でした…
読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました

去勢手術の実録(4) - 2009.03.28 Sat

※ここまで写真を作成しておいて、手術した年を一年間違えている事に気付いた


本当にそう思ってるかの様な、シュリのこの
麻酔が切れてない、ウツロな目や視線が
胸に突き刺さる様に…痛かった…
ジッ…と私を見るシュリを、あまり凝視出来ない…
洗濯物を干しに寝室の方のベランダへ…
凝視出来ない! とは言うものの、このほんのチョットの
離れる時間が…心配ともどかしさでイッパイ…
10~15分後に、リビングへ戻ると、
「え!え?え!?、シュリ? シュリーー?」
シュリがどこにも居ない…

慌てて探す

夕べ一晩入って寝ていたこたつの中を真っ先に!
居ない…
戸棚の中、上…パソコンの裏、ソファーの後ろ…
こんな狭い2DKのアパートで、シュリが隠れるところなんて…
テレビも消して、静かに耳を澄ました…
「あ…」

そこまでして一人になりたいの…?
麻酔って、そんなにしんどいの…?
私の事、もしかして、怒ってる…?
最後の問いかけが私には一番辛い…
シュリが肉体的にも精神的にもここが一番落ち着くのなら、
無理に出て来てもらうのもシュリに負担が掛かるだろうから、
とにかく病院から渡された薬を、このカーテンの裏の
シュリの所まで持って来てあげた。
薬は、2/2~2/6までの5日分

抗生物質と鎮痛剤との事。
粉薬の上手な摂取の仕方を先生から教えてもらい、
言われた通りにしてシュリに差し出す…

初めてクチにするバターが美味しいのか、すんなりと
薬入りのマーガリンを舐めた

あまり量が多いとカロリーが気になるから、ほんの少しと、
甘みを出すためにイチゴジャムを少々混ぜて
薬を練り込んで…
去勢手術からもう丸1日半…(翌日の夜)
驚く事に、シュリが私の前に…来た


しかも、シュリのアルバムを眺めながら
一人悲しみに暮れてるところへ…
思いっきり自分のアルバムの上に全身で乗っかって
まるで 「こんなの見て泣くなって~

シュリが元気付けてくれてる様にも思えたけど、

シュリ自身、きっと辛いだろうな…
自分の体から抜け切っていない麻酔との戦い…
シュリが喋れたら…シュリと会話が出来たら…
イッパイ、凄くイッパイ…体の様子が聞けるのに…

きっと相当頑張って、今、ここまで来てるんだろうな…
「アッ…


まだもウンチを、手術後、一度もしていない…
夕べはこたつの中だったけど、もうカーテンから
出て来る気配もないので…

ハリガネが巻かれている傷口が相当痛痒いのだろう…
チョット舐めては、ハリガネが舌に当たって痛いのか
いつもの様に舐められず、毎回こうして一旦、私の顔を見て、
そして又、舐めては痛がり…クルクルと周りながら、
又、舐めて…そして私を見る…
様子がおかしいと言っても去勢手術と、ただの麻酔が
切れてないだけのこの話…です。
でも、不安で不安で、何も出来ないでただ自分の大事な
猫の様子をひたすら泣きながら、見てるだけのこの
状況が、私には耐え難い苦痛でした…
気が変になりそうなくらい、誰かを心配する事って
よほどの事がない限り、あまり体によくありませんね…
そうそう、心…にも…。
明日の記事でシュリの去勢手術の話は終わりです

去勢手術の実録(3) - 2009.03.27 Fri

オロオロしてたって始まらない

手術は無事に終わったんだし、こうして二人で
家にも帰って来たんだから…
ナンとか自分に元気を押し付けながらも…

去勢手術をしたからといって、食事や飲み物を
特別変えたり、量を調整したりとかは一切なく、
ただ、麻酔が切れるまでは、猫チャンの様子を
伺いつつも、普段通りで良いとの事。
ほんのチョット、シュリがいつものカリカリを食べた
だけで、それでも不安だった私の気持ちは
一気に晴れて落ち着いた

そうこうしてると、シュリが食事を止めて
フラフラな足取りながらもリビングへと歩く…


なんでもない単なる日常の1コマでしかない
シュリのこのトイレとその後のしぐさも、
手術後の今は、とにかく何よりの安心材料

かと…思ったら…、やっぱり様子がオカシイ…

手術からもう2時間ほど経ったころのシュリ。
麻酔が切れるまでの1晩って、まだまだ先の事

本当に麻酔って、切れるの…?
シュリって、本当に元に戻るの…?
いつまでこんな泣いて不安がってオロオロして
何も手につかなくて、
でも、何も出来ないで…、
私はいったい 何をしたらいいの…?
どうしてたらいいの……

祈ったところでどうにもなることでもないし、
それに、去勢手術をしただけじゃないか…

と、言い聞かせるものの、愛するペットの手術と
その後の体調管理は 飼い主だったら誰だって
凄く… 凄く凄く、 とても凄く、 気になるもの…
この日の夜、シュリが珍しい行動を取った…


ずっと様子を見ていたい

けど、それではシュリの為にならない…
自分のワガママだ…
この家で、一番暗くて静かな場所…こたつ…
シュリがそうしたいんなら…
シュリ~、ハイ、どうぞっ

シュリ、明日の朝にはきっといつもの
シュリの顔で…会えるよね
